タイトル《redwoodの枝で羽を休める小鳥》(長ッ!)
Yさん作の”木たまご”も一緒に。
今日は、木削り教室の日。
今回から、木の名前の札が裏返しになっている。
そうなると自分の感性だけを頼りに、木を選択しなければならない。
触って感触を確かめてみたり、木の香りを嗅いでみたりと、みな真剣そのもの(笑)
私が選んだのはredwoodの木。樹齢が2千年になるものもあるという
Ancient Treeのひとつなのだとか。
そしてYさんの木削りの”いろは”を伺う。何度聞いても飽きることがない。
「木が気持ちいいように、削って上げることが大事です。」
「もし削っていて木が引っかかるようだったら、それは木がイヤだ!と言っている。
その場合は、反対から削るように。」
「これを作ろう! と思うのは、木彫り。
木と対話しながら、木のなりたい形に削っていくのが木削り。」
「目的を持って削り始めると、必ず木が引っかかります。」
「木と会話を楽しみながら、削っていってください。」
木に自分の心を添わせ、シュッ シュッ シュッ。。。シュッ シュッ シュッ。。。
この極めて単純な作業が、全ての雑念を取り払い、無我の境地へといざなってくれる。
そしてしばらくすると、まるで木と一体化したかのような感覚になってしまうのだ。
今日も、最初から鳥を削ろうなどとは、思いもしなかった。
時々、Yさんに手を入れてもらうことで、木との会話もスムースに出来るようになるのだが
師匠のひと削りで、私の木もドンドン”進化”して行った。
最終的にはどう見ても”鳥”以外のなにものでもない作品に仕上がったのだから
木削りは面白い。
どうやら私は、すっかりこの木削りにはまってしまったようだ。
もっとたくさんの人にも体験してもらいたい♪
ーーーと切に思う今日この頃~。
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by gardenian
| 2008-11-18 14:28